必要な貸借対照表

合同会社設立の際に必要になる貸借対照表

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)は、合同会社設立の際に設立届とともに添付するべき必要書類です。よく賃借(ちんしゃく)と間違えて書かれているので注意が必要です。結構な数の会社が間違えているようです。別名はバランスシート。こちらのほうが呼びやすいですね。バランスシートは会社が資金をどのように集め、どのような形で保有しているかを表すものです。預金や有価証券なのか、社債などの形なのかなど。今ではエクセルなどの表計算ソフトを始め、ネット上のあらゆる所でバランスシートのテンプレートを見ることができます。特別決まった形などはないので、見やすい形のものを書きましょう。

賃借対照表ことバランスシートは、前述のとおり合同会社設立の際、設立届とともに、登記事項証明書、定款、社員名簿とともに提出する必要があります。これらを2ヶ月以内に提出しないといけません。バランスシートの書き方についてもう少し詳しくお話しましょう。目的は資産の調達先とどのような形で保有しているのかが分かるようにすることです。
オーソドックスな例としては、左側には資産である現金や手形、有価証券などの流動資産や、建築物、機械や装置、土地そのものなどの固定資産、他には投資として株券などの、そういったものを詳細に金額とともに記入します。

右側は負債の項目です。支払手形や借入金などの流動負債、社債や長期借入金、退職給与引当金などの固定負債などを詳細に、金額とともに記入します。記入する順番も通例があり、基本的に現金化がしやすい順番に上から書いていきます。ですので現金そのものが一番上に来るのが望ましいでしょう。流動資産については一年以内に現金化が予定されているものを、固定資産は長期的に保有や使用するものを指します。また、特許権といった無形であるものも、無形固定資産として固定資産に入れられます。

これらのことが書いてあるからこそ、バランスシートが合同会社を作る際に提出しなければならない書類であることがわかりますね。株式会社の場合は、このバランスシートを株主総会などにおいて明示する義務があります。一方合同会社にはこの義務がありません。合同会社の場合には、官報という国立印刷局が発行している新聞のようなものに公告を載せると言った形をとるのが一般的です。合同会社を作った後、その会社を株式会社にすることも可能ですので、このようなそれぞれの違いを把握しておきましょう。